知的障がいとは、認知や言語などに関わる知的機能に遅れがあり、日常生活などで特別なサポートが必要な状態のことを指します。こちらでは知的障がいの概要と発達障がいとの違いなどについて紹介していきます。
知的障がいは、医学領域的には「精神遅滞/精神発達遅滞」と認識され、アメリカ精神医学会では「知的能力障害」と呼ばれています。発達期(18歳頃)までの知的機能が同世代の一般的水準を下回り、社会生活の適応や日常生活において不自由な状態を抱えていることです。
医師が知的障がいの診断をする場合、下記の3点が揃っているかをチェックします。
知的障がいの要因は、遺伝的なものや、出産前後の感染症や中毒などから生じた先天的要因、出生後の疾患やケガ、栄養失調などによる後天的要因など、原因はひとり一人異なると考えられています。
発達障がいとは、自閉症などを含む広汎性発達障害や学習障害、注意欠陥多動性障害などの医学的名称がつく「脳の障がい」の総称です。何らかの原因によって脳機能の一部がうまく働かず、社会的生活に困難が生じている状態のことです。発達障がいは特性によって次のように分類されています。
これらの特性は個人差が大きく、ひとりが複数の特性を持つケースも珍しくありません。
発達障がいは、生まれながらにして脳機能の一部がうまく働かない要因で生ずる障がいである一方で、知的障がいは遺伝や先天的などの要因以外に、生後に罹った病気やケガ、栄養失調など後天的な要因によって引き起こされる人がいる点が異なります。
また、知的障がいと発達障がいの違いは、次のように定義されています。
定義では「知的障がい」と「発達障がい」は異なる障がいとされている一方で、アメリカ精神医学会の精神疾患の診断基準・診断分類であるDSM-5では、『発達障害の中に知的障害が分類される』ともされています。
実際に「知的障害であり、広汎性発達障害である」あるいは「知的障害であり、注意欠陥障害である」と診断されているケースもあります。
知的障がいは、知能検査の知能水準と、自立機能や運動機能、意思交換などの生活能力によって「軽度・中度・重度・最重度」の4つに分類されています。
軽度の知的障がいの場合、年相応に身の回りのことができるため就学前や小学校低学年の時期に知的障がいと疑うのが難しいこともあります。
※参照元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/101-1c.html )
知的障がいの特性のあるお子さんは、大人からの指示や説明が理解できなくても「はい」や「わかった」という返事をしてしまうことがあります。知的障がいのお子さんに接する時は、次のようなポイントに配慮してコミュニケーションととってください。
マンツーマンではなく、数人相手に指示するようなシーンでは、全体に伝える前にお子さんの名前を呼ぶなどして注意をこちらに向けてから話すようにしてください。
こちらのページでは、発達障がいや知的障がいを抱えるお子さんでも通いやすい高校の選び方を解説しています。中学卒業後の進路に悩んでいる親御さんの助けになる情報をまとめていますので、参考にしてください。
発達障がいを抱えるお子さんでも通いやすい
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知的障がいを抱えるお子さんでも通いやすい
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